写真:FIT-A
当社製品の導入経緯―実現可能なこと
当社は 1992 年に温浴精算機、1998 年にフロント精算機の提供開始以降、温浴施設や宿泊施設の業務を効率化し、利便性の向上を支援するソリューションを提供しています。
阪神住建が展開するホテルコード心斎橋、ホワイトホステル心斎橋には 2017 年より当社製品を導入しており、このほどホテルの新設などリニューアルオープンした『SPAWORLD HOTEL&RESORT』へ、家具組み込み型でホテルの内装に調和するセルフチェックインシステム『KIOSK』、温浴施設専用自動精算機『FIT-A』をご採用いただきました。
『KIOSK』はホテル宿泊者様のセルフチェックインに加えて、スパを利用する際に必要な QR 付きリストバンドの発券も可能になります。一方『FIT-A』は、ホテル宿泊者様・日帰り利用者様がスパ内で利用した各種サービス料金※1 を退館時に自動で
精算することができ、リニューアル前の精算機には実装されていなかった QR コード決済や電子マネー決済も可能になりました。
『SPAWORLD HOTEL&RESORT』は年間 100 万人が利用する大型施設ですが、今回のシステム導入で入退館手続きの自動化を実現し、受付スタッフ様の業務省力化に貢献します。
※1 日帰り利用者様の入館料は入館時に別途券売機にてお支払いいただきます。料金詳細は『SPAWORLD HOTEL&RESORT』の公式サイトをご確認ください。
『KIOSK』
宿泊施設向けセルフチェックインシステムで、チェックイン手続き、精算、ルームカードキー発行までワンストップで対応可能です。スタンド型、テーブルトップ型、家具組込型があり、今回導入した家具組込型は、フロントカウンターなどホテルの製作家具に各種機器を組み込むことができるので、ホテルの内装の雰囲気に調和させることができます。また、今回ホテル宿泊者様がスパを利用する際に必要な QR 付きリストバンドの発券機能をカスタマイズ対応しました。
https://almex.jp/hs/products/adjustment/kiosk.html
『KIOSK』ご利用の流れ(ホテル宿泊者様のチェックイン時):
① 予約番号/名前/QR コードのいずれかで予約情報を検索します。
② 宿泊者様の年齢層・性別などの情報を入力します。
③ 宿泊者名簿を記入します。
④ 支払い方法を選択します。(現金/クレジット/QR コード)
⑤ ルームカードキー、QR 付きリストバンド、領収書が順番に発行され、チェックイン手続きが完了します。
『FIT-A』
フルキャッシュレス機能が標準搭載されており、薄型で設置場所を選ばない温浴施設専用自動精算機です。入館時に発券される QR 付きリストバンドやバーコードを精算機にかざして会計を行うため、館内での財布の持ち歩きが不要です。5 種類のラインカラーから選択可能で、決済デバイスをはじめ各種読み取りデバイス、3 インチレシートプリンターを標準装備※2 しています。
※2 OP で 4 インチ明細プリンターも搭載可能
https://almex.jp/mcs/products/onyoku.html
『FIT-A』ご利用の流れ(ホテル宿泊者様・日帰り利用者様のスパ退館時):
① 入館時に発券した QR 付きリストバンドを精算機にかざします。(最大 10 名まで一括精算可能)
② 画面にスパ内で利用した料金が表示されるので、支払い方法を選択します。(現金/クレジット/電子マネー/QR コード)
③ 支払い完了後、精算レシートを受け取り、QR 付きリストバンドを退場ゲートにかざし退館します※3。
※3 未精算の場合はゲートが開きません。支払いがない場合でも退館手続きが必要です。
『SPAWORLD HOTEL&RESORT』とは
阪神住建がプロデュースする都市型リゾートで、地上 8 階、地下 1 階、総床面積 45,210 ㎡という関西最大級のアミューズメント施設です。各フロアでは世界各地の有名スポットをテーマにし再現するなど、それぞれ違ったテイストのプールや温泉が味わえる、ユニークでドラマチックな演出が施されています。そして良質な天然温泉を使用しており、ホテルの客室からは通天閣も見え、宿泊客にも人気があります。また、7 月 1 日に大規模リニューアルを実施し、103 室を擁するホテルを新設しました。
『SPAWORLD HOTEL&RESORT』公式サイト:https://www.spaworld.co.jp/
昨今のサウナブームやアフターコロナによる影響で、温浴市場への需要が拡大しており、当社では温浴施設専用自動精算機『FIT-A』をはじめ、温浴施設や宿泊施設の業務を効率化・省力化するソリューションを提供しています。『FIT-A』は追加機能の拡充も検討しており、今後も市場ニーズに沿った製品開発を行ってまいります。
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