『Sma-pa Messaging』の開発背景とメリット
従来、病院では患者に対して広範にお知らせを通知する方法がなく、病院から患者への連絡手段は電話による個別連絡が主流となっています。情報伝達の不便さによる病院スタッフの業務負担が、病院側が抱える課題のひとつになっていました。
そこで当社の『Sma-pa Messaging』を活用し、患者が実際にメッセージを受信したかどうかを病院側が確認・把握できることで、連絡がつながらない患者の対応取りこぼし防止や業務負担の軽減に貢献します。本人以外の家族に向けたメッセージ送信も可能なため、二重確認としての利用にも適しています。さらに、インフルエンザ予防接種開始日や休診案内など、病院から多数の患者に対するお知らせの通達では、『Sma-pa』アプリからメッセージの一斉配信と既読確認に役立ちます。
一方、患者やその家族が病院へ問い合わせる際、病院のコールセンターは非常に繋がりにくい状況にあります。インバウンドコールの一部を『Sma-pa Messaging』のシステムで対応することで、病院のコールセンターをつながりやすい稼働状況に改善することができます。患者は今後、『Sma-pa Messaging』から次回の予約確認や、病院から発行される書類の受取日などを時間・場所を問わず連絡できるようになり、さらなる利便性の向上が期待できます。
『Sma-pa』アプリの概要
患者自身のスマートフォンから、ご自宅など病院外の場所でも様々な情報の通知や検索が可能です。待ち時間の削減で時間の有効活用を可能にするだけでなく、コロナ禍での密回避や非対面・非接触に対応した運用が実現します。
<主な機能> ※今後拡張予定機能
・メッセージング機能
・予約リマインド通知※
・予約情報検索、確認※
・診察呼出通知
・診察室待ち状況の確認
・計算完了通知
今後の展望
今後、10月20日から本格運用が開始されるマイナンバーカードを利用したオンライン資格確認対応の顔認証付きカードリーダー『Sma-pa マイナタッチ』(※)と、当社の次世代型多機能受付機『Sma-pa TERMINAL(スマパターミナル)』/『Sma-pa TERMINAL DESKTOP』との連携も予定しています。
※社会保険診療報酬支払基金より認証済み(2020年8月)
当社は、『Sma-pa Messaging』をはじめとする『Sma-pa』アプリの新機能開発や、最先端テクノロジーとAIを駆使し機能性に富んだ『Sma-pa』ソリューションの機能拡張を進めることで、DX推進による病院経営の向上に貢献してまいります。
【参考:『Sma-pa』ソリューション一覧】
・次世代型多機能受付機『Sma-pa TERMINAL』/『Sma-pa TERMINAL DESKTOP』
当社の次世代型多機能受付機『Sma-pa TERMINAL』(2019年2月)、『Sma-pa TERMINAL DESKTOP』(2021年3月)は、診察前(受付)から診察後(支払)までの機能が一体となった次世代受付機です。病院スタッフの手や目を介して行う受付業務をカバーでき、省力化を実現します。
・診療費後払い会計アプリ『Sma-pa CHECK OUT』
『Sma-pa CHECKOUT(スマパチェックアウト)』は、患者自身で診療費の後払い登録ができる『Sma-pa』アプリの機能です。診察終了後、会計(支払)を待たずに帰ることができ、患者のスマートフォンに領収書、診療明細書およびお薬引換券が通知されます。
お問い合わせ
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株式会社USEN-NEXT HOLDINGS
広報部 櫻井
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